「コイツぁ、ちと面倒な事になりそうだな……!」
ゼノが漏らした一言……それは、眼前に集まる大量の海王種と、ダーカーの軍勢。
それも10や20どころの話ではない……
「まったく、厄介事は厄介事しか呼ばないのね……!」
100に届こうかという大軍勢を前に、ユクリータの溜息が漏れる
「相棒やマトイはまだ動けねぇんだ……俺がしっかりしないと……!」
「あれだけ後輩が頑張ったんだから、私だって少しは役に立たないと……!」
アフィンとエコーは己を鼓舞するように呟く……
そして、アークス4人が臨戦態勢を整え、打って出るため踏み込もうとしたその時。