惑星ウォパルの不可思議地域、エネミーの湧かないエリアの調査に来た透火。
原因は直下にある虚空機関の施設保全を目的に設置された結界装置であった。
その装置の設置場所を特定するため、追加調査に乗り出す透火であったが・・・
「・・・はぁ・・・どこにあるのよぅ結界装置ぃ~・・・。」
反応あれど装置は見当たらず、調査開始から(現地時間で)4日が経過していた。
未だ発見報告も挙げれず、ウォパルに滞在する透火。
最初に連れてきていた妹たち3人は、調査継続の可能性が濃厚になった時点で先にシップへ戻らせており、現在は透火1人での調査であった。
・・・いや、1人ではなかった。
『・・・さすがに反応があっても、計測データに不自然な揺らぎが混ざって正確な位置が特定できてないし、なにより地上でない可能性が大いに高いからね・・・。』